文章もどき

もどきでしかない。

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ヒューマノイド

人間っぽいもの。
人間っぽいもの。

人間も含まれる。

1213733078*レンタルブーム

ブームから文化へ。


ベビーシッターとして登場した、レンタルパパとレンタルママは完璧だ。
はじめは怖いもの忙しさ半分、期待半分でレンタルする人が少数いただけだが、
こども、特に小さいこどもはこのレンタル家族を好んだ。
親も心配せずに働ける。

そのうち、こども同士で学校の休み時間に、レンタル家族の自慢話をするようになった。
親が今度はそれに影響されて、ちょっとした、人間くさい見栄を張る。
より高級なレンタル家族を借りてみたりする。

親と子が似てないなんて、当たり前。
レンタルパパ・ママが似ていないのは普通だ。
似ていることだってあってもいい、どちらにせよいいのだ。

こどもと、おやの係わり合いは、なんとなくうまくいかない。
時々しゃしゃり出てくる出来の悪い親などお呼びではない。

なにせ、レンタル家族は母親よりも子供の好物を覚え、
父親よりも子供の趣味に通じていたからである。
突然機嫌が悪くなるようなこともない。
文字通り完璧にそうだった。

かつてのこどもは、そのうちにこどもができると、
早速レンタルパパとレンタルママを借りてきた。

ブームではなく、文化の誕生だった。

アンドロイドが完全な人間であるとしたら、人間は不完全な人間か。

1213481210*人間の定義

益体のない文章もどき。


教師アンドロイドが今日も偉そうな説教をたれる。
情操教育用の友人アンドロイドと連れ立ってお手洗いへ行くが、
なにせ、あまりにも完璧なので彼女たちにもこの時間は必要なのだ。

パパ・ママアンドロイドは二人で一組、完璧な両親。
私は居心地が悪い、時々喧嘩さえもする。

爆発事故で、工場が吹き飛んで大量の訃報。
何を騒いでいるのか、彼らは人ではない、どの道勝手に増えるじゃないの。
何人死亡、なんていっているが、「人」「死亡」なんてつける必要はない、機械なんだから。

刺されたアンドロイド、裁判官は裁判官アンドロイド、
そのために作られた彼らの審理は完璧だ、でもアンドロイドに味方しているといつも疑う。

いずれ、結婚用アンドロイドがくるのだろう。
そして、ある日目が覚めたら枕元に子供が置かれている。
子供を一人以上作るのは人間を減らさないための義務だ、が。

その危機を解消するために、
人間と子供を作ることができる、
アンドロイドが生まれ始めているというのは本当だろうか。
アンドロイドとできる子供は人間なのか、アンドロイドなのか。

結婚したくない。


極限まで近づけていった場合、どこからどこまでが機械なのだろうか。
違いは能力が人間よりも優れているという点か?
不完全さまで再現したらどうか。

逆に人間を機械に取り替えたらどうだ。
ブリキの樵は人間なのか。

人間の定義とはなんだ?

人間じゃない

人間とまったく同じ部品からできていて、人間の子供を生むこともできて、恋をして増えていく、
…機械。

雑文・心理実験

一人、人間の子供に、君は人間よりもすばらしい能力を持った、
バイオロイドなんだよ、と教えて育てる。

一人、人間の子供に、君は人間の被造物に過ぎない、
バイオロイドなんだよ、と教えて育てる。

一人、バイオロイドの子供に、君はバイオロイドの創造主である、
人間なんだよ、と教えて育てる。

一人、バイオロイドの子供に、君はバイオロイドよりも力の劣っている、
人間なんだよ、と教えて育てる。

本当は何であるかを伝えてみた。

一人は、自分が人間であることを否定した。
一人は、自分が人間であることを知って喜んだ。
一人は、自分がバイオロイドであることを否定した。
一人は、自分がバイオロイドであることを知って喜んだ。

バイオロイドと人間の反応には、このとおり違いはないようだ。


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Last-modified: 2011-01-13 (木) 20:32:46 (2441d)